WorKafeの活動の様子をブログ形式で紹介します。
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WorKafeに、初参加の大学生が来てくれました!
新しい人が集まってくると、うれしいですね。
一人一人が、WorKafeへの参加動機や魅力を語ってくれました。
・温かい人たちと触れ合いたい。職場での人間不信から、真面目さ、誠実さ、正義感を持った人たちがいる場に参加したいと思いました。今は職場のハラスメントと闘っています。一人では心が折れるけど、支えてくれる人たちがいます。人を救うことで自分も救われます。
・仕事や改善について、語り合いたいと思って参加しました。そういう意識を持った人たちの集まりだと感じます。自分の居場所になっています。
・コンセプトがいい。弁護士に相談するのと違って敷居が低いし、講演会などで話を聞いて終わるだけじゃなくて、仕事の悩み相談に乗って解決できるのは新しい。まだ組織の規模は小さいけど、改善例が聞ける。参加者が組合を作ったという改善実績もあって、すごいです。
・大学生にも参加してほしい。特に将来を真剣に考えている人には、ためになると思います。
今日の座談カフェは、主に悩み相談でした。
リーダーが我が物顔で振る舞っていて、人間関係がぎくしゃくしています。
上下関係の圧力が強くて、責任は押し付けられるし、リーダーは指摘されても改めません。
それを見て見ぬふりをする人は多いけど、みんなのために何とかしたいと思っています。
でも、なるべく敵を作らないようにしたいです。
こんな組織の現状をどうしていったらいいでしょうか、という相談でした。
何とかしたいという本人の思いに応えて、活発に質問や意見が出ました。
敵を作らないようにしたいでは、自分の意見は通らないし、周りの人に伝わらないのでは?
自分個人のためというより、みんなのために改善したいと、自分の立場を決めることが大切。
組織の路線も、リーダーのように自分の思い通りにしたいのと、相談者のようにみんなが快適な環境にしたいのでは違う。路線の違いを意識して、より良い路線を敷くのが大切では?
そのためにも、リーダーとの力関係を変えていく戦略を立てる。気持ちを共有できる人、中立的な人、気持ちが遠い人、敵対的な人を見分けて、共有できる仲間を増やしていこう。
最初の作戦は、リーダーが人に危害を与えるような行動を改めていくことでは?
それを改善する中で、周りの人と評価を一致させて、今後について話せる人を増やしていく。
組織の問題を改善したいときに、大事なポイントがいくつかあります。
全体の立場に立つ、組織の路線を敷く、戦略を立てる、仲間を増やす、作戦を実行する…。
そのようなポイントを、みんなで議論して学び合いました。
相談した本人も、ぜひ参考にしたいと感謝していました。
私の実家がある千葉では、もう桜が満開だそうです。
桜前線北上中、24日のWorKafe花見まで、桜が残ってくれますように。
4月3日は座談カフェで、お互いに職場の近況を報告しました。
私の場合は、会社が就業規則を勝手に、悪く変えていたことを話しました。
実は、就業規則を変えるためには、法律で決まった手順があるんです。
過半数の労働者が選ぶ代表に意見を聴いて、意見書を書かせて、労働基準監督署に届けて…。
でも、これを守らない会社って、意外と多いかもしれません。
しかも、勝手に変更されていても、気づきにくいものですよね。
この変更に気がついて、改善させていくまでのいきさつをお伝えしました。
みなさんの会社では、労働者代表って、選挙で選んでいますか?
残業をする、就業規則を作成・変更するには、労働者代表の意見が必要なんです。
私の会社でも、以前は労働者代表の選挙なんてありませんでした。
でも、今では民主的に選挙をするようになっています。
実はこれも、法律で決められているんです。
だけど、もし労働者の代表が、会社の言いなりだったら?
残念ながら、私の会社はそうでした。
労働者にとっては不利な就業規則の変更なのに、労働者代表は受け入れてしまいました。
私は事前に労働者代表を説得して、不利益な変更を認めないようにと忠告したのに…。
このことについて、みんなで話し合いました。
もし自分なら、会社のやり方に対して、どうしますか?
会社に従う、会社を辞める、会社に反対する…それぞれの意見が出ました。
どの意見も、根っこにあるのは「会社から給料をもらって生活を守りたい」という気持ち。
誰でも、同じように生活を守りたいと思っていますよね。
だけど同じ「守る」でも、会社に従って守ることと、労働者全体の立場に立って守ること。
個人的に狭く守るのと、全体的に広く守るのでは、結果も、気持ちも違ってきます。
そんな討議を通じて、「全体の立場って大事なんだ」と、ヒントを得たみたいでした。
会社に疑問を感じている人、原因や解決策を知りたい人、一緒にヒントを見つけませんか?