皆さま、こんにちは!
今回はメンタルヘルス講座の続きをお伝えしていきます。
3.「ストレッサーとストレス反応とは?」
①ストレッサーとは
→ストレスを生物に与える何らかの刺激の事
※ストレス要因、ストレス負荷、ストレス原因とも呼ばれます。
ストレッサーには4つに分類されます。
物理的ストレッサー:騒音、高温など
科学的ストレッサー:化学物質による刺激など
生物的ストレッサー:細菌、花粉など
心理社会的ストレッサー:人間関係など
②ストレス反応とは?
「ストレッサー」によって引き起こされた心理的反応、身体的反応および行動的反応のこと。
心理的反応:集中力の低下、不安、イライラなど
身体的反応:頭痛、微熱、めまいなど
行動的反応:過食、浪費、自己、欠勤・遅刻など
ストレス反応が続くと→うつ病、高血圧、心筋梗塞などのストレス病につながることが考えられます。
例えば「職場では納期がきつく、人間関係も悪い。」はストレッサーであり
「飲酒の量が増えた。仕事に行きたくなくなった」などはストレス反応となります。
また、「生真面目な性格から、仕事をつい抱え込んでしまう」というケースでは「生真面目な性格」はストレッサーとなるとのことです。
4.NIOSHの職業性ストレスモデルとは?
→米国立労働安全衛生研究所が提唱した仕事上のストレスから急性のストレス反応、やがてそれが信仰し疾病となるまでに仕事上のストレス以外にも3つの複合的要因がプラスあるいはマイナスに働くことをモデル化したものです。
NIOSHはNational Institute for Occupational Safty ando Healthの略称です。
『3つの複合的要因』とは?
①個人的要因:年齢や性別など。性格も含まれる。
②仕事以外の要因:家族や家庭からの欲求など
③緩衝要因:社会的支援など
引用元:東京都労働相談情報センター
年代ごとにストレス要因の内容が変わってくることも特徴です。
続きは次回更新でお伝えします!