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WorKafeの活動の様子をブログ形式で紹介します。

10月23日 勉強カフェ リーダー論

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10月23日 勉強カフェ リーダー論

10月23日のWorkafeの活動は、勉強カフェとして「リーダー論」を学びました。組織(チーム)を運営していく上で考えることが必要な要素を知り、その中でリーダーとして必要になる要素を皆で学習しました。

チーム作りの原則として、まず土台となるメンバー同士の人間関係、信頼関係を構築することが必要です。メンバー同士でコミュニケーションをとり、それぞれの長所や短所、性格などをを含めた人間性を知り、それをお互いに共有することで信頼関係を築いていきます。

また、組織活動の流れも学びました。以下がその項目です。

・現状分析:現状の把握→人的資源、運営状況、対象(お客さんあるいは受益者)の把握など。
・評価:現状に対して、内部でどう評価しているか(ここはOK、ここは変えるべき)など。
・戦略:中長期的な目線で、組織を発展させていくための展望を描く。
・政策・作戦:描いた展望に対して、どのようにすれば達成できるかを考え、計画を立てる。
・軸・役割分担:メンバーにどのような役割を担当してもらうかを決定する。
・スケジュール、計画の作成:具体的な計画とスケジュールを作成する。
・実践:計画を実行に移す
・総括:実践で得た成果をまとめ、フィードバックする


重要なのは、計画、実践で得た成果を総括することで、次の活動に繋げるサイクルを作ることだと思います。
計画→実践→総括→次の計画…、と繰り返していくことで前の活動の良かった点、悪かった点がわかり、よりチームを発展させていくことができます。


その中でのリーダーの役割というものはどの様なものでしょうか。
一つは「理論的な作業」、もう一つは「触媒の役割」です。
「理論的な作業」とは、分析・創造の作業、現実から考え、組織を発展させる方法を模索すること。
「触媒の役割」とは、相手の立場に立つこと、メンバーの状況把握と成長過程を描くことです。

リーダーは各メンバーの意見をまとめ、組織の現状を的確に把握し、誰にどういう事をしてもらうか、目標達成のためにはどのようなことが必要かを全体から見通すことが必要です。
その中で、メンバーが壁にぶつかり悩んでしまったり、どうしても上手くいかないことも起きてくることがあると思います。そのような時にリーダーはメンバーの事を考え、この人にはどのような人になって欲しいのか、何で悩んでいるのか、どのようなサポートが必要なのかを考え、実行していきます。


いいチームを作るためには、個々人の学歴・能力・成果だけに捕らわれず、人の要素、つまり長所や短所を含めた総合的な人間性を評価することが重要です。この人の優しい性格を活かせる役割、あの人の真面目で責任感がある所…など、人には様々な特性があるので、それを活かせる場所は必ずあります。人のいい所を積極的に探していきたいですね。
逆に改善した方がいい所を見つけたら、「どうすればこの人の手助けになるだろう」と考えてあげられれば、よりいいと思います。


今までの文をお読みになって、いかかでしょうか?
文章として書くのは簡単ですが、実際にいい方向だけに進んでいくのは難しいことですよね。
それは、家庭や職場などで私たちがよく感じていることだと思います。


大事なことは
分析→計画→実行→総括→分析…のサイクルを続けていくこと
他人(メンバーや対象となる人)の事を考えた行動を心掛けることだと思います。

そしてそれをまず自分が実践すること、それがよいリーダーであり、よい組織作りに必要な資質だと思います。
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プロフィール

WorKafe(ワーカフェ)

仙台で活動する労働者サークルです
労働者、大学生、主婦などが参加しています
HP http://workafe.nomaki.jp/index.html
メール workafe219@yahoo.co.jp
主な活動場所 仙台市市民活動サポートセンター(http://sapo-sen.jp/access/)