こんばんは。
昨日は勉強カフェで、「労働組合づくり」について、実際に労働組合を作ったメンバーから話をしてもらいました。
まずはじめに強調されたのは、労働組合は、個人的な金銭的要求のためや出世コースとしてあるのではなく、労働組合は「労働者自身が社会的な立場を形成するための媒介役」であるということ。春闘やってベースアップやるだけが労働組合の役割ではなく、職場改善や労働者の労働意欲の向上も労働組合の役割であるということ。
「意欲の向上」…と聞いたとき、すごく気になりました。。
と言うのも、僕の会社では経営陣がいつもいつも「意欲を高くもて」とか「意欲が足りてない」とか言うんですよね。でも、うちの会社に意欲が高い人なんてほとんどいません。だって、みんな低賃金や会社の体質が嫌で不満があって意欲を保つのが苦しいのに、そこへ自分たちの意欲を削いでいる張本人の経営陣が「意欲を持て」とか言ってきてもさぁ…まぁ逆に意欲下がりますよね(-_-;)
(と言うか、そこに気づかないうちの経営陣ってなんなんだろう……いや、ゴメンナサイ、ここまで言うともはや愚痴…)
でも、そのメンバーの作った組合に加盟してきた1人の労働者からは「体がすごい軽くなって、ハンマーがトントントンって打てるようになった。時間がたつのが早くて、気づいたら仕事終わってる。他のみんなも組合に入って、この気分を早く味わってほしい」と笑顔で言われたそうです。
この日の話で、組合を作ることで何ができるか?何が改善できるのか?…色々聞きましたが、僕が一番印象に残っているのはここです。僕の会社の同僚、友人・知人…労働意欲が高い人なんてほとんどいないです、「やりがい何て持てるわけがない」と言う人もいます。
でも、本当に内心で思っていることはみんな共通していて、
「仕事にやりがい何て感じられない…でも…やっぱり…やりがいを感じて働きたいよなぁ」
ということ。
それを叶えるには労働組合が必要だと感じました。
…で、勉強カフェの話の内容に戻りますと、
組合を作るための作戦や、作ってからの会社側とのやり取り、周りの労働者の変化、職場改善の成果…などなど聞きました。
1人のメンバーから「ドラマ見てるみたいです!」と言う声も上がりました。
実際、組合を作るということ、職場を変える・良くしていくということは大変で、それこそドラマのような劇的なシーンだってあります。「自分1人ではできない。仲間の協力があったからここまでできているんだ」とも話を聞きました。
「労働組合づくり」について、興味ある方はご連絡ください。そしてWorKafeに一度来て見て下さいm(_ _)m
座談カフェなら、組合を実際に作った人の体験談を聞いたり、自分の職場の悩みについて色々話し合ったりできます
勉強カフェなら、労働組合づくりについて学ぶことができます
相談カフェなら、弁護士、合同労組との相談準備、労働相談&弁護士・合同労組との人脈作りができます
あ、ちなみに今度のカフェ日は今週の日曜です~
8月3日(日曜)
10~13時
仙台市市民活動サポートセンター 研修室1
座談カフェ
WorKafeでは新しい参加者をいつでもお待ちしています。
一度気軽に立ち寄って見て下さい!