皆さま、こんばんは。すっかり暑くなってまいりましたね!
我が家はクーラーが私の部屋の一台しかなく、7月1日16時現在、父があまりの暑さのために避難してきております!
若干気まずいです!クーラー増やして!
さて、今回は4月29日に行われました「メンタルヘルス講座」の続きをお伝えして参りたいと思っております。
内容が「春に気をつけたいメンタルヘルスの不調」という事で時期が思いっきり遅れてしまい大変申し訳ございません。それでは、よろしくお願いいたします。
○春に気をつけたいメンタルヘルスの不調
【春に起こる3つの変化】
①仕事の変化
例)転勤、部署移動、昇格・降格、契約満了など
②生活環境の変化
例)自分の引越、友人の引越、子供の進学・就職など
③気候の変化
例)朝晩の寒暖差、毎日の寒暖差、強風(春一番など)
この様に、春は自分も周囲も変化が起こりやすい季節であります。
そして、以前のブログでお伝えしたように変化というのはストレッサーになり得ます。
注意深く、自分と周囲の状況を見ていく必要があるかもしれませんね。
【代表的なメンタルヘルス不調の例】
①適応障害
⇒ある特定の状況や出来事が、本人にとってとても辛く耐えがたく感じられ、そのために気分や行動面に症状が現れる。
②うつ病
⇒精神的なストレスや身体的なストレスが重なることで脳の機能が正常に働かない状態のこと。気分障害の一種
③社交不安障害(SAD)※Social Anxiety Disorder
⇒職場の上司や同僚などのコミュニケーションなどにストレスを感じ、動機や息切れ発汗などが続き、日常生活にまで影響を及ぼすこと。
④燃え尽き症候群
⇒一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満。
ここからメンタル不調を疑うチェックリストを紹介していきます。
これを読んでいる皆さま自身、あるいは身近な方を思い浮かべて読んでみて下さい。
【メンタル不調を疑うシグナル】
1.自分で気づく変化
①悲しい、憂うつ、沈んだ気分。
②何事にも興味を示さなくなる。
③疲れが取れない、元気がない。
④寝つきが悪く、朝早く目が覚める。
⑤食欲がなくなる。
⑥人と会いたくなくなる
⑦夕方には元気になれるが、朝は気分が落ち込む。
2.周囲の人が気づく変化
①挨拶を行わなくなる。(声をかけると仕事が増えるのでは…という自己防御の気持ちから)
②服装や身だしなみが乱れている。
③表情がやつれてくる。
④離席が増える。
⑤食事を摂らなくなる。(一番多いのが、朝食を摂らなくなること)
⑥人と会いたくなくなる。
⇒『いつもの自分と違う」と2週間以上感じられる場合は『精神的な病』の可能性を疑い、精神科や心療内科の受診を検討されるとよいかもしれません。
以上、4月29日に行われたメンタルヘルス講座の内容でございました。
いかがでしたでしょうか。
メンタルヘルスの不調、最近は世間での認知も高まり、気を付けている方や職場での理解もも増えてきているかと思います。ただ、小さい会社や古い体質の企業では「メンタルの不調を感じるけど人手不足や周りの目があって休めない」という方もいらっしゃると思います。
確かに、仕事をしていく上では責任感も必要な時があると思います。しかしそれで自身の体調、あるいはその先の人生まで棒に振ってしまうことはあなたの人生において大きな損失になってしまうこともあるかもしれません。
自身の心と体に相談し、時に勇気を出して、自分を一番いたわれる選択をして下さい。
そして、余裕があれば周囲の方にも同じような気持ちでいて頂ければと思います。
講座を開いていただいたYさん。本当にありがとうございました。