ブログ更新が遅くなりました(-_-;)
先週末のカフェでは、映画「沈まぬ太陽」の鑑賞会&意見交換を行いました。
参加者の感想として、
(書きすぎるとネタバレになるので自粛しますが~・・・)
Aさん
この映画には、「企業の体質」と「労働組合」についてが2つの大きなテーマと感じた
「企業の体質」
映画の主題になっている大きな事故は、企業側の利益を追求する体質があり、そこから起きた事故。整備費削減、着服など、そういう企業体質が事故を起こしてしまって、500人の大きな人数の命を失う事故が起きてしまった。
「労働組合」
企業側がいかに組合をよく思っていないのか、嫌われているかが分かる。
大企業だから海外飛ばされたりしていた。でも主人公はめげず戦っていた。
Bさん
主人公が遺族へ宛てたメッセージの内容が一番印象的だった。命について。大事な人を失った苦しさ、絶望について。
会社内の体質や、航空機の修理代ケチったこと、あんな体質があるから事故が起きる。
癒着構造とかもよく分かる。
映画の内容は、ワーカフェのメンバーが実際に現実で抱えている労働問題と無関係ではないな。
Cさん
遺族の苦しみが強く心に残る。悲痛な叫び。あの事故で亡くなった家族は戻ってこない。
事故の背景に何があるか、金権体質、安全が軽視されたことで起きた事故、それを知った時の許せない気持ちはずっと抱えていらっしゃるだろう。
これはだいぶ大きな事故だったから社会的に注目を浴びたが、大なり小なり、どの会社でも過労死、労災など起きている。その共通点、利潤追求が根幹にあっては決してなくならない。
会社側等は汚い、人を蹴落とす、利益最優先。
人命優先、 信頼される会社を、という切なる気持ちを持った労働者の想い。
本当に、何が大切なのかなと言うことを考えさせられる。
Dさん
主人公の所属している労働組合は、会社に対して全然闘っていない。
組合長や組合員が、労働者全体の立場に立たず、自分個人の立場・利益の範疇でやっている。
会社に対しても、「お客さんの安全のために」と言いながら、賃金交渉とストライキしかやってない