WorKafeの活動の様子をブログ形式で紹介します。
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明けましておめでとうございます。代表を勤めてきましたユーヤです。
新年初めからではありますが、皆さんに重大なお知らせがあります。
私はこの度、昨年末をもって代表を引退し、みなさんとお別れすることになりました。
今まで参加してくれた一人一人に、心から感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございました。
ワーカフェを立ち上げてから、もうすぐ4年になります。みなさんが参加された動機を聞くと、職場や家庭の悩みを誰にも相談できなかったと伺ってきました。どの方の問題も人ごとじゃなくて、自分にも起こり得ると思うことばかりでした。みなさんのご意見から、働く人自身が問題を話し合えるサークルをスタートさせて、とても良かったと感じています。
みなさんは、初めは自分だけが悩んでいるんじゃないかと迷いながらも、勇気を持って参加してくださりました。その一歩には、壁にぶつかって行き詰まりながらも、改善の一歩を踏み出している力強さを感じます。ワーカフェで新しい方々とお会いできると、この出会いには大きな意味があるなと思っていました。
ワーカフェを始めて何より嬉しかったことは、同じ目線で悩みを考え合えるような、温かい仲間たちに出会えたことでした。みんなで話をするうちに、いつしか悩みを聞いてもらう側から、相手の悩みに親身になって、新しい視点に気づかせるような関係に変わってきます。
そんなときに思うのは、普段の職場や家庭では、どうして同じ目線で考え合えないんだろう、ということです。その障害になっているのは、見えない力関係や上下関係に従わされて、身動きが取れない縛りにあるように思えます。
働く人たちが置かれている状態は年々厳しくなっています。これまでたくさんの方々がワーカフェに集まって来て下さったことも、自然なことかもしれません。そんな社会の荒波の中で、ワーカフェが気持ちの拠り所になって協力の輪が広がっていくのを見ると、働く人同士は職場が違っても気持ちを共有して支え合えるし、力を合わせて問題を改善し合えるんだと実感できました。
ワーカフェに参加することが、参加された方の悩みの受け皿になる、問題解決につながる、温かい仲間を得られる拠り所になること。職場や生活の悩みを誰にも相談できず1人で抱え込んでしまっている人が、1人でも少なくなるように。今後もワーカフェの輪が広がることを願っています。ワーカフェのみんなには、身近な人が悩みを抱えたときに解決のヒントになるようなバトンを、ぜひ繋いでいってほしいと思います。
今後とも、ワーカフェをよろしくお願いします。